絶滅させるために生まれてきた一欠片

危険思想、反出生

 

持って書いただけで押し付けられてると勘違いする人間

 

この世は消すべきだと勘違いする私

 

最終地点を見ていないと、重力に潰されそうな身体

 

自分を守るために作り上げた剣と盾、矛盾

 

抗えと歌う歌、頑張れと歌う歌、わからないと嘆く歌、言葉を歌う歌

 

どれも押し付けがましいからいい、一人称視点でしか見れない人間みたい

 

大丈夫と慰め合って、未来見つめて、結局は何の意味も持たない仕事をして、それが本当の意味で未来の子供達を守っていて、大切な人を守っていて

 

この反出生主義は反故にしている

 

しかしそれは完全な有であり、実際に人類が絶滅するまで残り続ける

 

そして、物理的に記憶が消滅したとしても、どこかの次元で何かがデータ保存しているかもしれない

 

実際に反論できる言葉は、押し付けがましい、その人次第、お前だけ、どっちもエゴ

 

子の幸せを生める可能性

 

この時、私は反出生主義をやるよりも、反出生も出生もおかしい主義をやろうと思った

 

なぜならば、次のフェーズに移行する際に、そうでなければ遂行できないからだ

 

その名も、死体人間主義

 

そもそも間な私たちが愛と無の中間に立って、愛の良さも無の良さも愛の悪さも無の悪さも、理解し、本当はこっちが好きという気持ちもありつつどっちの味方もしどっちの敵もする

 

人類全員がプラスもマイナスも帯びることなく、性別の特性すら消え、同性愛が勃発し、人間は衰退へと向かう。

 

そうした人が少しずつ増えてくたびに未来の破滅への道筋が可視化される気がする。

 

でもそんなこと言いつつ、負けじと反出生主義主張してる奴に助けられる。

 

思想家とか歌歌いとか過ぎ去った友人とか、私が何もなかったからこそ、得られる気付きがあって、破滅への矛盾や、絶望している彼らだからこそ願うから、伝わる希望があって

 

本当に子のためを思って了に線を引いた彼らを、バランスを崩しているこの時代に生み落とすのは、私のメランコリーを引き継がせるのは、終わらないを強制させるのは、いじめられるのはいじめさせるのは傍観者になるのは、味わってきた苦痛を与えるのは、重すぎた荷物を背負わせるのは、希死念慮に悩まされるには、ロープ紐を買わせるには、子を産むか選択させるには

 

でも、我が子は歌が上手いかもしれない、踊れるかもしれない、字が上手いかもしれない、笑顔が可愛いかもしれない、歩けるかもしれない、泳げるかもしれない、楽しいかもしれない、苦痛を楽しめるかもしれない、親友と出会うかもしれない、彼氏彼女ができるかもしれない、目標を見つけられるかもしれない、何かの才能があるかもしれない

 

悲観と楽観が交差して、出来上がったのは死体

 

全員が同じ過去の未来の被害者であり加害者